农业が一大产业であった1920年代、化学肥料製造のために日本初のアンモニア合成に成功し、事业を始めた旭化成。化学工业を展开する础を筑き、繊维事业にも乗り出した。以来、100年を超える変革と挑戦の月日を歩み、现在は「マテリアル」「住宅」「ヘルスケア」という3つの领域で事业を展开する。中でも、ヘルスケア领域への拡大は大きな飞跃となった。当社事业の根干、変革の舞台里には、常に创业から脉々と受け継がれたコア技术とイノベーションがある。こうした歴史を辿り、先人たちの挑戦や想いを受け継ぐ当社の人びと、そしてコア技术とイノベーションの未来にも迫る。
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コア技术とイノベーションの起点、人びとの「食」「衣」を豊かに##蝉别肠迟颈辞苍-1
1922年、日本国民の食を支える农业の生产性を高めるため、创业者?野口遵(のぐちしたがう)は宫崎県延冈市に工场を、さらに同市を流れる五ヶ瀬川上流に水力発电所を起工し、翌年には化学肥料に欠かせない合成アンモニアの製造に日本で初めて成功。延冈の豊かな水资源を活用しながら、当社の歴史は幕を开けた。
また、当时はまだ绢の着物を身に着けることも多かった时代。安価で良い衣料の普及が、日本人のくらしをより良くする。当社は1924年から再生セルロース繊维であるレーヨンの製造を开始し、繊维事业に乗り出した。人びとの「食」と「衣」を支える事业を—。これが当社の原点であり、今日に至る技术イノベーションの起点となっている。
その后、1931年に再生セルロース繊维「ベンベルグ?」(キュプラ)の製造を开始。1920~1950年代は、レーヨンや「ベンベルグ?」といった再生繊维を中心に繊维事业を拡大した。1957年には合成繊维「カシミロン」(アクリル)の製造も始め、その知见と技术力をより一层高めていった。
衣料から医疗へ、コア技术の深耕でヘルスケア领域に挑む##蝉别肠迟颈辞苍-2
1970年代前半にかけては、衣料业界において合成繊维である「カシミロン」の需要が高まっていった。その一方で苦戦を强いられていたのが、「ベンベルグ?」だった。合成繊维工场が新设されるのを目の当たりにしながら、正念场を迎えていたベンベルグの研究チームは衣料以外での新たな用途展开を模索した。スタッフはたったの二人。「今、世の中で求められているものは何か」「ベンベルグの技术を応用して贡献できないか」。こうして导き出した答えが、当时医疗业界で期待が高まっていた人工肾臓の开発だった。人工肾臓は肾不全患者の血液透析治疗に欠かせない医疗机器で、1975年に本格生产を开始。当社は创业当时から积み重ねた繊维事业の技术力で、衣料から医疗という最も挑戦的な用途展开に成功し、ヘルスケア领域に事业を拡大していった。
人工肾臓の开発によって、新たに「中空糸膜」と呼ばれるコア技术を确立した。1989年、この技术を応用して生み出された新製品が、ウイルス除去フィルター「プラノバ?」だ。「プラノバ?」は血液由来製剤やバイオ医薬品の製造?开発工程に用いられる、中空糸膜を束ねて作られたフィルター製品。中空糸膜はストローのように中が空洞になった糸で、その表面にはたくさんの微细な孔が空いている。その空洞内に製剤を流し込めば、微细な孔でウイルスなどの异物を分离し取り除くことができる。なお、この中空糸膜も含めた孔で分离する膜の技术は「多孔膜技术」と総称し、创业から纺がれる当社のコア技术の一つとして、现在はリチウムイオン电池(尝滨叠)用セパレータやグリーン水素製造用大型アルカリ水电解システムなど环境领域にも生かされている。
「衣料から医疗へ」。アンモニア合成に始まり、繊维の技术がヘルスケア领域に展开。コア技术の深耕とイノベーションの歴史が、世界の人びとの“いのち“と”くらし“に贡献する、今日の当社の姿にもつながっている。
- 参考:旭化成のコア技术の系谱
ウイルス除去フィルター「プラノバ?」、コロナ祸での贡献##蝉别肠迟颈辞苍-3
现在、旭化成メディカルが事业を手掛ける「プラノバ?」。记忆に新しいコロナ祸では、この「プラノバ?」に世界中の製薬会社から大きな期待が寄せられた。「コロナ治疗薬を1日でも早く开発してほしい」という世界中の愿いと比例するように、その製造?开発工程で用いられる「プラノバ?」の需要も急激に増加した。当时、コロナ祸での「プラノバ?」増产に热い想いで挑んだ现场担当者は、奋闘の日々をこう振り返る。
「当社には确かな技术力と品质の高い製品、お客さまと诚実に向き合い続けてきた歴史があります。危机的な状况の中で、その信頼と期待に応えることができたことを夸りに思います。」
大手製薬会社による连合(コンソーシアム)からは、感谢状も寄せられた。上市されて30年以上の「プラノバ?」だが、こうして人类の世界的危机の里侧でも社会の期待に応え、当社のコア技术とイノベーションが独自の贡献を果たしていた。
技术の広がりと进化を支え続けたもの##蝉别肠迟颈辞苍-4
衣料用の繊维技术が医疗机器という全く异なる领域の製品开発につながった背景には、创业から受け継ぐ先人たちの强い想いがあったと、当社の研究?开発をリードしてきた竹中は话す。
「当社には先人たちが筑いてきた数多くのコア技术がありますが、その创出や研钻には共通しているものがあります。それは『世界の人びとのために、社会をより良くしたい』という强い想いです。まだこの世にないものを生み出す研究开発には、多くの困难や高いハードルが立ちはだかります。成果が出るまでには长い时间を要することもあり、本当にできるのかという不安とも常に背中合わせです。それらと向き合い続けるためには、社会贡献に対する强い想いが必要不可欠です。当社の研究开発にはそういった风土が根付いており、时代ごとに社会ニーズに応え続けてきました。その结果、现在の多様なコア技术と事业展开につながっています。」
目の前の社会课题を技术で解决したい。そんな想いが次なる技术?製品を生み出し続け、振り返ると100年前には想像もつかなかった技术の広がりと进化を见せていた。
今こそ化学の技术、旭化成の出番だ##蝉别肠迟颈辞苍-5
最后に未来に向けた当社のコア技术とイノベーションについて、竹中はこう话す。
「私は今こそ物质を最小エネルギーで别の物质に変换できる化学の技术、そして旭化成の出番だと思っています。そして、これからも私たちが社会に贡献し続けるためにイノベーションは不可欠です。当社では従业员がスムーズに対话できる环境を整え、それぞれの人财や技术の违いから新たなアイデアを生み出せるシームレスな研究开発を行っています。こうしてイノベーションを生み出し続け、资源循环型社会の実现における大きな役割を担っていきたいと考えています。ただし、自社の力だけでは限界もあります。世界中の最先端技术にアンテナを张り、国内外パートナーとの连携强化も重要です。より良い未来に向けて、さらなるコア技术深耕と変革を进めていきます。」
当社はこれからも、化学をベースとした技术力で世界を変えるイノベーションを続けていく。
- 肩书?记事内容は取材当时のものです。